思ったんだけど
最近の若い人って 待ち時間が苦痛じゃないんだね
スマホ、、、、あれ すごいマシンだよ(笑)
ラーメン屋で待たされていてもピコピコ
家でくつろいでピコピコ
友達と一緒にピコピコ
あっちでピコピコ こっちでピコピコ
どこへいってもピコピコピコピコ
どこへいってもピコピコピコピコ
そんなこんなで ここで一句
ブログ村
心待ちにラーメンを待つ、、、という過程が存在しなくなる
そして暇な時間(空白の時間)を持つことを恐れる
何かわからない事があったら「ちょっと待って」と すぐに検索
待たずに答えが出ちゃうから 想像するという過程が存在しない
(いつも手に持っているから 特別始末に悪い)
(いつも手に持っているから 特別始末に悪い)
これって思いのほか 怖い事のように思うぞ
それは時代の流れなのだから 良いも悪いもないんだけど
スマホを得た代わりに大きな何かを失っている事は確かのようだね
西遊記ってあるじゃない
悟空一人なら簡単に取って来れる(検索できちゃう)有難いお経を
にんたらにんたら みんなで取りに行くって話
にんたらにんたら みんなで取りに行くって話
TV版西遊記(最終回)で夏目雅子がマチャアキ達にいう訳よ
「天竺で手に入れた有難いお経よりも そなた達との旅路こそが真の宝であった」・・・って
大切なのは「結果よりも過程」だって。。
我々は生きる事の意味を探っていると言いますが
人間が本当に探求しているのはたぶん 生命の意味ではありません
人間が本当に求めているのは「今を生きているという経験」だと思います。
純粋に物理的な次元における生活体験が 自己の最も内面的な実体に共鳴をもたらすことによって
生きている無上の喜びを実感する それを求めているのです。
ジョーゼフ・キャンベル(神話の力)より抜粋
人間が本当に探求しているのはたぶん 生命の意味ではありません
人間が本当に求めているのは「今を生きているという経験」だと思います。
純粋に物理的な次元における生活体験が 自己の最も内面的な実体に共鳴をもたらすことによって
生きている無上の喜びを実感する それを求めているのです。
ジョーゼフ・キャンベル(神話の力)より抜粋
重要なのは終着点よりも人生という旅そのものなのだ・・・と
「今を生きているという実感」なのだと
おお ワシ
なんだかカシコイ事言ってない??
ぬおお そんな難しい事を考えていたら知恵熱が出て
意味もなく「守口漬け」を食べたくなってきたぞ!!
・・って 唐突過ぎて いかにもご都合主義なんだけど(笑)
ということで
守口漬け知らない?名古屋に古くからある漬物だよ
まずは麹造りから
作り方は面倒なので
ここでは省きますが
麹を作るのに
丸二日はかかります
そして
作った麹を乾燥させる
冬の乾燥した時期に陰干しで風に当てます
大体一週間ぐらいで
パリパリの乾燥麹が完成
冷凍庫に保存しておけば一年は持ちます
これを使って 濃いめの甘酒を仕込みましょう
固めに炊いた御飯にいきなり乾燥麹を混ぜ込んで保温20時間程度で
ネロネロに甘い甘酒もどきが完成します
ネロネロに甘い甘酒もどきが完成します
次に
これを焼酎に付け込んで二年間寝かせて
「甘酒の焼酎漬け」を作りましょう
え?これってまさか
製法は少し違うようだけど みりんではないの?
たしかみりんって作ったら酒税法違反になるんじゃ。。。
たしかみりんって作ったら酒税法違反になるんじゃ。。。
いえいえ これはみりんではありません
みりんではなく 単純に「甘酒の焼酎漬け」です。
みりんでは決してありません(笑)
出来上がったみりん・・じゃなくて
甘酒の焼酎漬けの粕を絞ります
これが甘くて芳醇な まるでみりん粕のような
「甘酒の焼酎漬け粕」になる訳です
この粕を 1年前に仕込んでおいた味噌の「たまり」と混ぜ合わせ
「漬け床」を作ります
たまりとは
(味噌造りの際に出来る上に浮いた液体の事)
(味噌造りの際に出来る上に浮いた液体の事)
旨味を制御しきれない程度に含んでいるて 火を通すとブルーチーズのような強烈な芳香に.......
台所のにおいがなかなか取れなくなるので扱いには注意が必要だ
味噌の作り方はコチラ
1週間程干しておいた4つ割りの大根に
しっかりと表面に塩を揉みこみ 重しをのせ3日間おく
しっかりと表面に塩を揉みこみ 重しをのせ3日間おく
余談だが このクロワッサンという保温鍋(初期ホーロー型)は 漬物を作るのに最適だ
シャトルシェフと違い 外郭も火にかけられるため 湯煎するのにも適している
現在ホーロータイプは生産されていないが
オークションで安く出回っていたら買っておくと重宝だぞ
シャトルシェフと違い 外郭も火にかけられるため 湯煎するのにも適している
現在ホーロータイプは生産されていないが
オークションで安く出回っていたら買っておくと重宝だぞ
全部混ぜ合わせ空気を抜いてジブして 冷蔵庫の野菜室で安置すれば ここからは
たったの3か月程度で完成だ!
大根表面が飴色になったらGOサインだ!
手回しが良ければ二年半くらいで美味しい守口漬けが食べられる
いや この旅路の長さを考えると
これはもう守口漬けを超えた
これはもう守口漬けを超えた
「天竺漬け」と言っても過言ではない