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Channel: はぐれベジ ・ 貧乏派
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ブログ村必勝法

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前にも言ったけど 実は
「はぐれベジ貧乏派」は温泉ブログなんだ

ということで
本日のサブタイトル「ブログ村必勝法」
スポンサーの都合で中止になりました


あしからず


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だがしかし

温泉につかる前に必ずしておかなければならない事がある

それは登山

登山で疲れた身体を湯船でゆっくりと癒す。。。

ああ なんという趣深さよ

登山なくして温泉なし!はへろよん食堂の掟なのだ



ということで まずは登山の話から


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韓国岳(からくにだけ)は鹿児島の山
別名 霧島山とも言われ
霧島連山で一番高い山だ

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噴火寸前で入山禁止 付近の道路も通行止めの硫黄山
ちょっと前に噴火して えらいことになっていた新燃岳
この二つの山に挟まれているのが今回の目的地

韓国岳はそんなヤバい山なんだ


山の中腹にある大浪池も火山性微動が観測されているみたいだし
隣の硫黄山が噴火しちゃったら 
もう二度とここには登れなくなる可能性もあるしね


登ってる最中に噴火したらどうしよう、、、なんて未来のことは
へろよんはまぬけだから考えない

イメージ 1色々と標識とかなんかに
脅されながら先に進む




韓国岳って
結構な階段山なんだな




階段山は自分の歩幅で歩けない分しんどいね(笑)







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数えてみたら木の階段だけででも1200段以上あった
(もちろん石段もあるし険しい坂も。。。)


それよりなにより
秋でベストシーズンのはずなのに キノコが一本もない


毒キノコすらない(笑)


期待してたのに(笑)

ここはキノコ不在の山なのか?


今晩は宿で
キノコ汁にしようと思ていたのに残念なことよ



やっと頂上
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実際登ってみると こりゃまた絶景
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タイムリーにも桜島の噴火だ

写真には写り損ねたが
その奥の開聞岳までしっかり見える

横を覗けば 新燃岳がぐつぐつと煮えている
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おお活火山活火山 愛知県では決して見られない風景

いやぁ 登った甲斐があったってもんだ




ということで 長い前置きの後ですが本題に入ります(笑)



基本 へろよんは「野宿」「ビジネスホテル」「湯治の宿」しか泊まらない(金がないから)

その中でも 湯治の宿は特別味わい深い

今回紹介するのはここ
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白鳥温泉上湯は良い所

えびの市の施設なのかな?
働いているのは皆 公務員だ

だから対応も公務員っぽくて味がある 時間にキビシイ所も楽しい


えびの市全体を見渡せる見晴らし最高の露天風呂
(市の施設なのでPM9:00以降は入浴禁止)

サウナみたいな地獄蒸し風呂なんてものもある
ここはつげ義春っぽい世界を堪能できる(ような気がする)
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湯治客用に宿泊施設もある
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部屋の中も清潔で広さも十分 おお なんとテラスまである
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これで一人2980円で泊まれるというのは有難い


なにより気に入ったのが
地熱を利用した蒸し器を無料で貸してくれる所だ
(市の施設なのでPM5:30分終了)
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肉魚以外なら 何でも蒸していいとの事
キノコも見つからなかったので
今日の夜はあまり面倒なものは作らずに 
蒸した芋を喰ったり 
黒糖ふくれでも食ってお茶を濁す事にしよう

鹿児島ならではの色々な芋を買って蒸してみる
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食堂(白鳥茶屋)のおばちゃん(公務員)に
「どれぐらい蒸せばいいの?」と聞く

「長い事蒸したほうが美味しいから 一時間ぐらい蒸したらいいよ」との事

「ところで あなたたち夕食はいいの?夕食夕食」
「あ・・・イモで充分です」

「あら・・・そうなのぉ~~」と 少し残念そうに言われた


理由はわからないけど おばちゃん なんか作りたかったみたい

きっと七時の拘束時間までやる事なくてヒマだったのか?
あまりそうになった食材を片づけたかったのか?
理由は不明だが 色々都合もあるのだろう

でも夕食なんて イモだけで十分だよね(笑)


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やっぱり しっかり蒸すとねっとりしていいね
どれもそれぞれ個性があっておいしい


そして何より湯治場ならではの良いところは
「共同の自炊施設がある所」
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レトロなガス自販機も面白い
15分30円だったかな?
忘れちゃたけど(笑)

他の泊り客はここで 
自分の家で作ってきた惣菜を
温め直していた


「いつも利用するんだよ 安いしね こんないいところはないよ 宴会する時はいつもここさ」

よく友人 家族同志が集まって朝まで飲み明かすそうだ

なるほど そういう使い方もあるのね
オフ会やるには こういう所がいいんだろうな

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そして 
宿より歩いて五分の所に
「地獄」
があったりする







裏山の坂を少し行くと 地獄の情景が広がる
柿のなり方が 特別地獄っぽい

地獄を見れば心が乾く
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温泉もあるし地獄もあるし景色もいい 
のんびりゆったりできる広い部屋。。。これだけあればなにもいらない

人もほとんどいないし(笑)


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関係ないけど
えびの市のタウンページ72ページしかない
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朝起きて 腹が減る



腹が減ったんだけど 喰うものがない



生の芋しかない

蒸しに行こうにも
朝の6時では蒸し器は使用禁止



蒸し器内には猫しか立ち入れない状態
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こういう時は アレだ
サバメシを応用するしかない
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昨日宴会をやっていたお客さんのビール缶を失敬

しっかり洗って
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さて

こんな朝 暗いうちからどうかとは思うが。。。

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真っ暗なんだけど。。。


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へろよんは暗い坂道を駆け抜け 地獄へと突進するのだ




実はへろよん昨日 偶然
裏山に地獄穴を見つけていたのだ!



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直径約10㎝程の穴から しゅーしゅーと高温の蒸気が舞い上がる。。




ここに先程作ったアレを置いて宿に戻る
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どれどれ




おおおおおおおお これは


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ははははは
メチャクチャ上手に蒸せているぞ!



地獄万歳だ!








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なんじゃこりゃ(笑)








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