別にカミングアウトという訳ではないけど
「エイトビート」にやられて以来
ずっと好き
コロコロした絵柄に
誤魔化されてはいるが
内容は退廃的なものが多く
そういう部分に強く惹かれたのを思い出す
それは今でも ワシの中に色濃く残り 影響を与え続けている。。
幼少期に読んだ漫画のなかで 最も印象に残っているシーンはこれ↓
おでん屋の厨房にザンパンを恵んでもらいに行くシーン
虚空を見つめながら ザンパンを待つナンシーとアーさん
現代とは違い 決して「あまりものないですか?」ではない
「なにかありましたら」は すなわち「ザンパン」
皆 咥えタバコ
相手の顔も見ずに「そこの缶にはいってるよ」というオヤジさんの
淡々とした在り様もまた重い
こういう描写が違和感なく
作者の日常であるがごとく さらりと描かれているのをみて
なんとも表現し難い 胸をかきむしりたくなるような
心の深い部分が疼いた事を思い出す。
少し前 失踪日記が話題になって図書館で借りて読んだ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞なんて
メジャーな賞をもらうなんて
吾妻ひでおじゃない
人は変わる ワシも変わった
つまりは
彼の作風も
彼の作風も
変わってしまったという事だろうか。。。。
ぱらりとページをめくる。。
ワシの愛した吾妻ひでおが そこにいた
デビュー当時からの退廃的な部分は顕在だ
二度と会えないと思っていた親友に偶然会ったような感動を覚える
吾妻ひでお 変わってない いいな やっぱ(笑)
「失踪日記」に フロー者になった吾妻ひでおが
一斗缶を使って火をおこすシーンがあるんだけど
「ああ わかるわかる ワシでもそうする」と共感しきり
へろよん食堂の持っているそういったサバイバーな部分も
実は吾妻ひでおから影響受けてたんだなと納得
実は吾妻ひでおから影響受けてたんだなと納得
ワシもいつか
フロー者になる時が来るかもしれない
女はそういうの思わならしいけど
男はみんなそう思う(よね?・笑)
今のうちに
こういった知識を蓄えておかなければ。。
ということで
昔から やってみたかったのが 「サバイバル飯炊き」
通称「サバ飯」
ビール缶二本と牛乳パックだけで飯を炊く方法
サバ飯に関しては ここで詳しくは説明しないので
こちらを参考にしてくれ
要するに
少し探せば手に入る
少し探せば手に入る
必要最小限の廃棄物でご飯を炊くには
どうしたらいいか?
牛乳パックの火力でどれぐらいの調理が可能なのか?
直接の火に対するアルミ缶の強度はどれくらいか?
本当に上手に炊けるのか?
そういったイロイロを ワシは知りたい
何時ワシも 労務者になるとも限らない
これを体験しておくことは
これを体験しておくことは
いざとなった時に色々応用が利くはずだ
・・・
本当はイザとならない事に気を付けるべきなんだろうけどね(笑)
350のアルミ缶を二つ
一ℓ牛乳パックを三枚
アルミホイル少々を用意する
これで 一合のご飯を炊いてみようという企画だ
ちまちまと牛乳パックを切る(一㎝短冊)
かまども用意
注意事項を読むとこんな感じだ
沸騰までに10分 炊飯15分 最後の一分は強火
牛乳パックは一本ずつ火に投入しないと 燃料不足になる可能性あり
牛乳パックは一本ずつ火に投入しないと 燃料不足になる可能性あり
そんなこんなを心に留めておいて さあ 開始だ
やり始めて いきなりなんだけど
お勧めは 最初は一本ずつ燃やすのではなく 火力全開でOKだと思う
(最初は火が付きにくく すぐに消えてしまうため)
(最初は火が付きにくく すぐに消えてしまうため)
それよりも 火力が弱いと 煙りが凄い
多少火力が安定してきたら 煙らない事に注意して
結構な勢いで 一本ずつ燃料を投入していく
ずっと強火の状態だ ぬおお 結構熱い
こんなのでホントに飯が炊けるのか?(笑)
こんなにハイスピードで牛乳パック放り込んで 燃料足りるのか?
不安は尽きない
強火過ぎて アルミ缶の一部が崩壊しかける
アルミ缶は火に弱いからなぁ。。
焼け落ちてゴテッと転げ落ちなければいいが(笑)
おおう 上から汁垂れてきた。。。
じゅーとか言って 下のコンロ部分に垂れる
おかげで 煙りがひどい
家中煙だらけだ(笑)
鼻の穴も 手も真っ黒だ(軍手必須だな・笑)
手の煤 洗っても取れねぇし(^^;)
あとで家を掃除するのが怖い
恐怖と不安にハラハラ震えながら続ける
外に出た汁が固まってパチパチというご飯のおいしい音がする
完成だ! (と思う)
やはり ほぼ25分といった所か。。。
それでもこれだけ燃料棒が残ってる
さて 炊けてるか??
おおおおおおおおお
一合飯がビール缶ジャストの量・・っていうのが まず感動
さて 中身を出すと。。。。
下の方が
美味しいおこげになっているなっている以外は
正常においしいご飯が炊けている
いやぁ勉強になった
家は煤だらけになる事もわかったし(笑)
下の台の 焦げっぷりもすさまじいね(笑)
みそ汁だろうとシチューだろうと これで十分できると思うぞ
しかし こういう時にケムリが出るのが一番困る
外で煙を出すと 通報されで すぐに御用になるからね
吾妻先生の為に 何とか煙が出ない方法を考えねばなるまい
フロー者にとって 暖かい食べ物は神の救い。。
明日は我が身と心に留めて。。
そんなわけで サバメシ
あなたも是非 家の中でやってみなさい